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VAN JACKET ONLINE STORE
2018.11.29
IVY PANTS
HOT ITEM2018.11.29
当時から変わらないVANのアイビーパンツ
1973年のメンズクラブに、「日本でも、ひと頃アイビーストラップ(尾錠)付きスラックスが一世風靡したが、現在ではほとんど姿を消してしまった。」と書かれている。83年のくろすとしゆき氏の著書にいたっては「尾錠付きのパンツを探すのは骨が折れるくらい珍しい存在」との事。今でこそアイビーには尾錠のディテールは必須と受け継がれているが当時は流行に左右され淘汰されていった。当時のアイビーを踏襲し今でも変わらずベーシックとするVANのアイビーパンツをご紹介致します。
■アイビーストラップ<尾錠>■
バックストラップ、バックルドバックストラップとも呼ばれ冒頭でも説明した<尾錠付き>の事。ネイビーブレザーのフックベント同様、クラシックなモーニングに採用されている仕様でアイビールックには欠かせないディテールの一つ。
■バーチカルポケット<縦ポケット>■
脇ポケットの仕様の事で、VANのパンツのほとんどはサイドシームに沿って縦に切れているバーチカルポケットを採用している。<バーチカルポケット>はタキシードにも用いられる仕様でサイドシームに沿うようにポケットが付く事で腰回りをスッキリと見せる事が出来る。こちらもアイビーパンツの代表的な仕様でメンズクラブにも「トラディショナルスラックスには<バーチカルポケット>である事が原則」と記載されている。60年代には最も一般的な斜めに切られた<スラントポケット>のアイビーパンツも多く紹介されており、当時、この<縦切りポケット>と<斜め切りポケット>がどちらが本物のアイビーパンツなのかと論争もあったと記録されている。
■レジェンドモデルとアイビーモデル。二つのモデルについて■
現在VANでは、レジェンドモデル<レギュラーフィット>とアイビーモデル<リラックスモデル>の2種類を揃えています。
すっきりとしたシルエットのレギュラーフィットモデルとゆったりと履けるリラックスモデル。当時の太ももから裾まで同じ太さが一定のパイプドステムスラックスではなく、履いた時のシルエットを重視しパターンを変更しています。
二つのモデルを比較するとヒップから太ももにかけて約3cmほどの差があり裾幅にも表れている。この差がシルエットに大きな影響を与え二つのモデルを比べると一目で分かる。リラックスフィットと言えど太すぎるシルエットではなくあくまで程よいゆとりを持たせている。オンラインストアではお客様のご要望にお応えし、秋冬のベーシックなサキソニー生地を両モデルご用意しております。お手持ちのパンツと比較して頂きご自身にあったモデルをお選びください。
太ももから裾に向かうにつれテーパードをかけたキレイなシルエットを目指した。
ブレザーやジャケットスタイルに合わせやすくスマートな印象を作り出してくれる。着回し力も抜群。
リラックスフィットと言えど太過ぎず細すぎないパターンをミリ単位でこだわり程よいシルエットを作り出している。
野暮ったくならない程度の絶妙なゆとりを持たせ、冬であればフランネルのブレザーなど肉厚感のあるジャケットと合わせたい。
もちろんネイビーブレザーとの相性も抜群。ゆとりがあるので座るときやしゃがんだ時のストレスを解消してくれる動きやすさも魅力。