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VAN JACKET ONLINE STORE
2020.05.29
JAPANESE TECHNIQUE
HOT ITEM2020.05.29
日本の技術とアメリカンカルチャーが融合するブルートラディショナル
<ブルートラディショナル>と題して皆様にお届けするVOL3では、刺し子生地を使用したオープンカラーシャツに和紙を使用したTシャツ。その他にも<日本の伝統×アメリカの伝統>をテーマにブルーを基調としたコレクションをご紹介致します。
刺し子
刺し子とは、日本に古くからある伝統手芸のこと。衣服の補強や保温のために重ねた布を刺し縫いしたのが始まりと言われています。藍色の木綿布に白糸で刺すものが定番。古くから和装に使われてきた刺し子生地を現代風にアップデート。夏らしいオープンカラーシャツに仕上げました。
和紙
日本の古来から作られてきた和紙は、人の生活を長年支えてきました。今となっては機械で大量生産出来る洋紙が普及し、なかなか普段の生活では使用することも減ってきた和紙に着目。その強度や質の高さから再注目を得ている和紙を撚糸し、織り上げた生地は和紙の持つ強度の高さや吸水性など昔から培われた技術がキラリと光ります。
インディゴブルー
日本の伝統色である深く濃い藍色をインディゴ染めで表現。インディゴ染めを施したものは、使い込めば使い込むほど色に表情が出て経年変化を楽しめるのが醍醐味。愛情を込めて着るごとに変化していく色合いで、自分だけのブルーを作り上げたいものだ。
エンブレム
胸のエンブレムとして目を引くのは、丁寧に施された刺繍。良く見ると、<富士山>、<桜>、<日の丸>の日本の美を表現する三つがモチーフになっている。
細部にまで拘りを表現
丈夫な生地だけあり肉厚な生地が用いられている。それにも関わらず、ブレザーとしての仕上がりは申し分ない。細部のステッチを見てもらえればお分かりの通り縫製にも一切手を抜かず、デザイン、仕上がり等全てに拘りぬいた一品。
チェンジポケット
本作ではアメリカントラッドに見られるのは少ない、チェンジポケットを配している。本来は、お釣りや切符などを入れる為に用いられていた。ブリティッシュスーツに良く見られる仕様で、ブリティッシュトラッドはアメトラのルーツとも呼べる。敬意を表し本ディテールを採用した。
スーベニアアイテム
前身頃、背面に豪華な刺繍を施したスーベニアジャケット。日本駐留のアメリカ兵がお土産として自身のジャケットに和風刺繍を施したことで生まれたとされているスカジャンをモチーフに仕上げた。
滑らかで柔らかい生地は程よい光沢感が特徴。通気性が良くこれからの季節は日差しを防ぐためにも重宝する。スウィングトップの原型とも呼べるスコティッシュウォーカーモデルを採用することでVANの伝統も表現している。
<IDEAL>社製のジップ
細部にもこだわり、VANで通常使用する事の少ない<IDEAL>社製のジップを採用。<IDEAL>は1936年アメリカはニューヨークで創立。古い歴史があるだけにヴィンテージジャケットにも多く使用されている。ゴールドで仕上げることで生地とのコントラストが生まれ、さりげないアクセントになった。
毛流れまでも再現した手振り風刺繍
当時の職人が作ったような風合いを表現すべく1目1目振りをランダムにし<手振り>風に仕上げた。鷲の毛の流れも丁寧に表現され、風合いよく仕上げられた味のあるデザイン。